初心者向け!アクリルグッズを作る手順を完全ガイド
1. はじめに(導入)
「オリジナルのアクリルグッズを作りたいけれど、何から始めればいいのか分からない…」と悩んでいませんか?
アクリルキーホルダーやアクリルスタンド、アクリルバッジなど、自分のデザインを形にできるアクリルグッズは、趣味から販売用商品まで幅広く活用できます。
イラストやロゴを活かしたオリジナルグッズは、ファンアイテムやイベントの記念品としても人気です。
しかし、いざ作ろうとすると以下のようにさまざまな疑問が湧いてくるものです。
- どんなグッズを選べばいいのか
- どこで注文すればいいのか
- 入稿データはどうやって作るのか
特にデータ作成や入稿ルールは初めての人にはハードルが高いと感じられるでしょう。
とはいえ、実際のところアクリルグッズの制作は手順さえ理解すれば意外と簡単です。この記事では、初心者でも迷わずにオリジナルアクリルグッズを作れるよう、業者選びから入稿データの作り方、注文時のポイントまでをステップごとに解説します。

2. アクリルグッズ制作の基本的な流れ
アクリルグッズを作る手順は、以下の5ステップでとてもシンプルです。
- 作りたいグッズを決める(キーホルダー、アクリルスタンド、バッジなど)
- 制作する業者を選ぶ(価格、納期、品質などを比較)
- 入稿データを作成する(業者のテンプレートを使い、デザインを準備)
- 注文する(サイトのフォームに沿って申し込み)
- 届いたらチェック(仕上がりを確認し、問題があれば問い合わせ)

この流れに沿って進めていけば、初心者でもスムーズに作業を進めることができます。以下では、それぞれのステップをより詳しく解説していきます。
STEP1:作りたいアクリルグッズを決める
まずは「どんなアクリルグッズを作るか」を決めましょう。アクリルグッズにはさまざまな種類があり、用途やデザインイメージによって最適なアイテムが変わります。
主なアクリルグッズの種類と特徴は、以下のとおりです。
グッズの特徴 | 特徴 | おすすめの用途 |
---|---|---|
アクリルキーホルダー | 定番アイテム。形やサイズを自由にカットできる | イラスト作品、キャラクターグッズ、ノベルティなど |
アクリルスタンド | 自立できるので飾って楽しめる | キャラクターグッズ、記念品、フィギュア代わり |
アクリルバッジ | ピンで留められるコンパクトなグッズ | イベント、チームグッズ、企業ノベルティ |
アクリルプレート | 名札や看板として使えるシンプルなプレートタイプ | ショップ用POP、名札、表札など |
どれを選ぶか迷うときは、作りたいデザインや目的に合わせて考えるのがおすすめです。
- イラストやキャラクターを活かしたい → アクリルキーホルダーまたはアクリルスタンド
- 手軽に持ち運べるノベルティにしたい → アクリルキーホルダーやアクリルバッジ
- 飾って楽しみたい → アクリルスタンド
- お店やイベントで使いたい → アクリルプレート

STEP2:制作する業者を選ぶ

作りたいアクリルグッズの種類が決まったら、次はどの業者に依頼するかを選びます。アクリルグッズを制作してくれる業者は数多くありますが、価格や納期、データの入稿方法など、それぞれに特徴があります。
業者選びのチェックポイントは以下のとおりです。
チェックポイント | 具体的な内容 |
---|---|
価格 | 1個あたりの単価や送料、割引サービスの有無 |
納期 | 注文から到着までどのくらいかかるか |
入稿方法 | Illustratorデータのみ対応か、PNGやPSDでもOKか |
最小ロット | 1個から注文可能か、あるいはまとまった数での注文が必要か |
カットの自由度 | 複雑な形にカットできるか、定型の形のみか |
特典・オプション | ボールチェーン付き、個包装、両面印刷などのサービスがあるか |
初心者向けに入稿データを丁寧にチェックしてくれるところや、小ロット(1個)から受注してくれるところなど、自分の目的や予算に合った業者を選ぶことが大切です。
初心者向けのおすすめ業者
アクリルグッズを初めて作る場合、できるだけサポート体制が充実していたり、少量でも注文しやすかったりする業者を選ぶと安心です。
以下では、初心者におすすめの業者をいくつか紹介します。
A社
- 取り扱う種類が豊富で、最短2日で発送可能
- 定番商品の価格が安く、記載のない商品でも相談に応じてくれる
- 予算に合わせた提案が可能
オリジナルグッズプレス
https://originalgoods.press/
A社はとにかく商品ラインナップが豊富で、まだ具体的に作りたいグッズを決めかねている初心者にもやさしいのが特徴です。少し急ぎの場合でも短期発送に対応してもらえるのは魅力的なポイントといえます。
B社
- 1個から注文可能
- 特急オプションがあるため、納期を最優先したいときに便利
- 小ロットでも気軽に依頼できる
アクリル達人
https://acryltatsujin.com/?srsltid=AfmBOopRrcer4TCw1ZjpQAIj5AIrA0ANUVRLAu-z-QV6xRRuyiqoVOR2
B社は、最小ロットが1個からでも大丈夫なので、試作品を作りたい初心者に向いています。急いで仕上げたい場合は特急オプションを利用することで、かなり短い納期にも対応してくれます。
C社
- クオリティ重視の方におすすめ
- 専属スタッフによる入稿データサポート体制がある
- 高品質な印刷とカット精度で、納期も比較的短い
オリジナルグッズ専門店
https://keitai-goods.jp/
C社は品質を最優先に考えたい方にぴったりです。入稿データが不安な場合でも、スタッフがサポートしてくれるので初心者がミスを減らしやすいのが魅力です。
印刷の発色やカットの精度にこだわりたい方から高い評価を得ています。
STEP3:入稿データを作成する

業者が決まったら、いよいよ入稿データの作成に移ります。ここが最も重要なステップですが、基本的なポイントを押さえておけば難しくありません。
入稿データ作成の基本
多くの業者では、デザイン作成用のテンプレートファイルを提供しています。まずは業者のサイトからテンプレートをダウンロードし、それに合わせてデザインを行いましょう。
一般的にはIllustrator(AI形式)が推奨されますが、業者によってはPSD、PNG、JPEGなどでも対応可能な場合があります。
データ作成時に必ずチェックしておきたい項目は、以下のとおりです。
チェックポイント | 詳細 |
---|---|
解像度 | 350dpi以上を推奨。解像度が低いと印刷がぼやける |
カラーモード | CMYKで作成。RGBのままだと色が変化する可能性がある |
カットパス | アクリルを切り抜くためのパス(ライン)を別レイヤーで作成 |
白版(しろ版) | 透過部分や半透明を指定するレイヤーを作成 |
塗り足し | カットラインの外側に2mm程度の余裕を持たせ、ズレを防ぐ |
フォントのアウトライン化 | 文字の崩れを防ぐため、文字をアウトライン化しておく(Illustratorの場合) |
半透明仕様を作りたい場合のポイント
アクリルグッズは、白版を設定しなければ素材がそのまま透ける仕組みになっています。これを活かして、一部だけ半透明にしたり、完全に透明にしたりする演出が可能です。
たとえば、白版を50~80%程度の濃度にすることで適度に透け感を出したり、白版を作らない部分を半透明にしたりなど、自由にアレンジできます。
ただし、半透明の設定を間違えると意図せず色味が薄くなったり、重要な部分まで透けてしまうこともあるため、データ作成前に業者のガイドをよく読んでおきましょう。
STEP4:注文する
入稿データが完成したら、いよいよアクリルグッズを注文します。業者によってやり方は多少異なりますが、一般的な流れは以下のとおりです。

サイトで商品を選択
- アクリルキーホルダーやアクリルスタンドなど、作りたいグッズの種類を選ぶ
- サイズや厚み、カットの形状、数量、オプションなどを指定する
データをアップロード
- AI、PSD、PNGなどの対応フォーマットを確認
- データチェック(カットパス・白版・解像度など)のサービスがあれば利用する
支払い
クレジットカードや銀行振込など、業者指定の方法で決済する
納期を確認し、注文を確定
- 通常は5~10日程度かかる場合が多い
- イベント時期や繁忙期は納期が延びやすいので、早めの注文がおすすめ
注文件数が多い時期や、大量注文を希望する場合などは特に早めに依頼すると安心です。
また、データ不備があると納期が遅れる原因にもなるため、入稿前の最終チェックは念入りに行いましょう。
STEP5:届いたらチェック
アクリルグッズが届いたら、すぐに仕上がりを確認してください。
印刷やカットのズレなどがないかを入念にチェックし、万が一問題が見つかった場合は速やかに業者へ相談します。
チェックしておきたいポイントは以下のとおりです。

チェック項目 | 確認ポイント |
---|---|
印刷の色味 | データ通りの発色か、くすんでいないか |
カットの精度 | パスどおりに切り抜かれているか |
透明・半透明部分 | 白版の濃度は適切か、意図しない部分が透けていないか |
傷・汚れの有無 | 表面に傷がないか、印刷面が剥がれていないか |
付属パーツ | キーホルダー金具やアクリルスタンドのパーツが揃っているか |
もしも印刷の色味が予想より薄い、カットにズレがある、破損しているといったトラブルがあれば、すぐに業者に連絡して対応方法を確認しましょう。
まとめ
アクリルグッズを制作する手順は、以下のように意外とシンプルです。
- 作りたいグッズを決める
- 依頼する業者を選ぶ
- 入稿データを作る
- 注文する
- 届いた商品をチェックする
はじめての制作では分からないことが多いかもしれませんが、各ステップで基本的なルールや注意点を押さえておけば、初心者でも失敗を防げます。特にカラーモード(CMYK設定)、解像度(350dpi以上)、カットパス、白版の設定などは重要なポイントです。
もし色味や透け感に不安がある場合は、少数(サンプル)から試してみるのもおすすめです。実際に仕上がりを確認すれば、次回からの制作がもっとスムーズになるでしょう。
自分だけのオリジナルアクリルグッズを手にしたときの喜びは格別なので、ぜひ楽しみながら制作に取り組んでみてください。
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