【法人向け】販促効果を高めるノベルティ制作のポイント
既存の販促施策の効果が思わしくないと、新たなアプローチを模索されていませんか?多くの企業様が、より効果的な販促方法を求めて試行錯誤を重ねています。
「配布したノベルティがすぐに捨てられてしまい、効果が見えにくい」「予算は限られているのに、思うような成果が出ない」といった悩みをよく耳にします。
本記事では、法人向けノベルティ制作において、商品選びの基準からブランディングを意識したデザイン、発注時の注意点、そして配布後の効果測定方法まで、具体的なポイントをご紹介します。

ノベルティとしてのオリジナルグッズの選び方
効果的なノベルティグッズは、受け取った方に長く使っていただけることで企業の認知度向上につながります。そのため、選定の際は受け取る側の視点に立ち、実用性や携帯性などの使い勝手を重視することが大切です。

ターゲットとの親和性で選ぶ
ノベルティグッズを選ぶ際、最も重視すべきは配布対象となるターゲット層との親和性です。ターゲットのニーズや価値観に合致したアイテムを選ぶことで、継続的な使用を促し、販促効果を高めることができます。
例えば、ビジネスシーンからプライベートまで幅広く活用できる「デジタルグッズ」や「ステーショナリー」は多くの層に喜ばれる傾向があります。デザインや品質にこだわることで、長く使われるだけではなく企業イメージの向上にもつながるでしょう。
一方で、ターゲットがあまり興味を示さないようなグッズを作成しても興味を持ってもらえず、逆効果になってしまうため「ターゲットがどのようなものに興味を示すのか」といったターゲットとの親和性を重視してグッズを選びましょう。
具体的なターゲット分析のポイントとして、以下の3つの視点が重要です。
- 年齢層や性別による嗜好性の違い:どの年代や性別でも使いやすいアイテムを選ぶか、特定の層に向けた特徴的なデザインや機能を重視するのかを検討しましょう
- 職業や業種に応じた実用ニーズ:仕事用に便利なアクリルスタンドや万年カレンダー、モバイルアクセサリーなど、受け取った人が実際の業務で活用できるかが重要です
- ライフスタイルや価値観との整合性:エコやサステナブル志向が強い層には環境に配慮した素材を使用したアイテムを、高級感を好む層には上質な素材を使ったアイテムをといった形で、ターゲットの価値観に寄り添うことが大切です

これらの観点を踏まえてターゲット像を明確にし、どのようなシーンで使ってもらいたいかを意識しながらノベルティを選ぶことで、より効果的な販促活動に繋げることができるでしょう。
自社製品との相性で選ぶ
自社製品やサービスの特徴を活かしたノベルティ選びは、ブランドの一貫性を保ち、より効果的な販促活動を実現する重要な要素となっています。
自社製品との相性を考える際は、まず製品やサービスの本質的な価値を見極めることから始めましょう。例えば、健康食品を扱う企業であれば、健康管理に役立つ歩数計や体組成計などのヘルスケアグッズが適しています。

具体的な選定例として、以下のような組み合わせが効果的です。
- 美容系企業 → ハンドミラーや携帯用化粧ポーチ
- IT企業 → スマートフォンスタンドやモバイルバッテリー
- 広告業→ストラップ、キーホルダ
ブランディングを意識したデザイン作りの重要性
ブランディングを意識したデザインは、ノベルティの価値を大きく左右します。単なる記念品ではなく、企業の象徴として長く手元に残る販促物を目指すことが重要です。
デザインを検討する際は、まず自社のブランドガイドラインに沿った展開が基本となります。ロゴやブランドカラー、フォントなどの統一感を保ちながら、受け取った方の目に留まるような工夫を加えていきましょう。
特に気をつけたい点として、以下3つのポイントがあります。
- ロゴの視認性と配置バランスを重視する
- 商品の特性や素材に合わせたデザインを採用する
- 使用シーンを想定した実用的なレイアウトにする
大量発注時に気をつけたいポイント

ノベルティグッズの大量発注は、コスト面でのメリットが大きい一方で、慎重な判断が必要です。品質管理や納期、在庫管理など、考慮すべきポイントが多く存在するためです。
まず発注前に、必要な数量を正確に見積もることが重要になります。イベントの規模や来場者数、配布期間などを考慮し、余剰在庫を抱えすぎないよう計画的に準備しましょう。
品質管理については、サンプル品のチェックを徹底的に行う必要があります。特に海外製造の場合、実物の品質が見本と異なるケースも少なくありません。
そのため、試作段階での品質チェックポイントを予め確認し、不良品が出た際の対応についても取り決めておくことをお勧めします。
配布シーン別の効果測定の方法
ノベルティの効果を正確に把握するためには、配布シーンに応じた適切な効果測定が重要です。展示会やイベント、SNSキャンペーンなど、それぞれの特性に合わせたデータの収集方法と分析手法を選択しましょう。
展示会
展示会でのノベルティ配布は、その場での効果を即座に確認できる貴重な機会です。配布時の反応から長期的な活用状況まで、複数の指標を組み合わせた効果測定を行うことが重要になります。
まず、配布時の数値データとして来場者数に対する配布率を確認します。これにより、ノベルティの魅力度や、ターゲット層とのマッチング度合いを把握できるでしょう。
さらに、名刺交換やアンケート回収などと連動させることで、より正確な効果測定が可能になります。例えば、ノベルティと引き換えに簡単なアンケートに回答してもらい、商品への興味関心度を数値化する方法があります。

イベント
お客様とのタッチポイントとなるイベントでは、ノベルティの効果を定量的・定性的に測定することが重要です。アイテムの選定や次回の施策に活かすためにも、適切な効果測定の実施が欠かせません。
来場者数に対する配布率は、最も基本的な効果測定の指標となります。
また、ノベルティを受け取った方の反応や行動変容を観察することも大切です。具体的には、商談や名刺交換などのコミュニケーション機会の創出数や、その後の商談化率などを指標として活用できます。
SNSキャンペーン
SNSを活用したノベルティの配布は、オンライン上での認知度向上と実際の商品利用を組み合わせた効果測定が可能です。適切な指標を設定することで、販促活動の成果を具体的に把握できます。
SNSキャンペーンでの効果測定において、最も重要なのは投稿数や エンゲージメント率の変化です。ノベルティを受け取ったユーザーが商品写真を投稿する頻度や、その投稿に対するいいね・コメント数から、商品の訴求力を数値化できます。
具体的な測定方法として、専用ハッシュタグの投稿数推移や、キャンペーン前後でのフォロワー数変化を追跡します。さらに、投稿内容の感想や使用シーンの分析により、ノベルティの実用性や満足度も判断できるでしょう。

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