推しカラーの正確な再現方法とは?色指定で叶える理想のオリジナルグッズ制作ガイド
「推しカラー」は、ファン活動に欠かせない大切な要素です。
ペンライトやアクリルグッズ、ファッション小物など、多くの場面で推しカラーが使われています。
しかし、グッズ制作では色ブレや再現性の問題がつきもので注意が必要です。
本記事では、RGB・CMYK・PANTONEの違いや色指定のコツをわかりやすく解説し、理想のオリジナルグッズを叶える方法をご紹介します。

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推しカラーとは?ファン活動に欠かせない「色のチカラ」
推しカラーとはどう言った意味なのか、その期限やファングッズが重視されている背景について解説します。

推しカラーの意味と起源
「推しカラー」とは、アイドルやキャラクターなど“推し”に割り当てられた象徴的な色のことを指します。
例えば「赤は〇〇くん、緑は△△ちゃん」といった具合に、メンバーごとにカラーが存在していて、この文化はジャニーズや宝塚、2.5次元舞台、K-POP、Vtuberなど多くのジャンルに浸透しており、ファン活動の中で自然に共有される文化となっています。
なぜファングッズで重視されるのか
推しカラーは単なる色ではなく、「愛や応援の証」として重要です。
ライブでのペンライト、アクスタや缶バッジケース、ネイルやファッション小物に至るまで、推しカラーはあらゆる場面で活用されています。
ファン同士の一体感を生み出し、推しへの想いを視覚的に表現する最も身近な手段といえるでしょう。
オリジナルグッズ制作における色指定の重要性
色指定の重要性について色ブレによる印象の違いや、色指定の使い分けについて解説します。
色ブレが与える印象の違い
「この青、なんか違う」「もっと淡い紫のはずなのに…」という不満の多くは、色指定の曖昧さから生まれます。
特に推しカラーはファンの感情に直結しているため、わずかな差でも大きな違和感や不満につながりやすいので、理想の仕上がりにするには客観的な色指定が不可欠です。
「RGB/CMYK/PANTONE」の違い
RGBとCMYK、PANTONEの違いをまとめてご紹介します。
色表記 | 用途 | 表示方法 | 再現性 | 推しグッズ向き? |
RGB | デジタル | 光(Red, Green, Blue) | 高(ディスプレイのみ) | ❌ ズレやすい |
CMYK | 印刷一般 | インク(Cyan, Magenta, Yellow, Black) | 中(紙の材質で変動) | △ 妥協が必要な場合あり |
PANTONE | 厳密な色指定 | 固定色番号で指定 | 非常に高い | ✅ 最適! |
このように色を正確に伝えるには、それぞれの表色系を理解することが大切です。
推しカラーを再現するための具体的な色指定方法
PANTONEで推しカラーを探すには?
推しの色は分かっても番号が分からない場合は、次の方法で近似色を特定できます。
- 実物のPANTONEチップを確認する(文具店や印刷会社で入手可能)
- PANTONE公式の「Color Finder」などWebツールを使う
- SNSや色見本サイトで共有されている色コードを参考にする
代表的な例として、ピンク系はPANTONE 707C、青系は2935C、紫系は2655Cなどが推しカラーとしてよく用いられています。
「推しカラーに近いPANTONEカラー例」一覧
推しカラーのイメージに近いPANTONEカラーの例とイメージをまとめてご紹介します。
推しカラー(イメージ) | 代表的なPANTONE番号 | 備考(アイドル・キャラ例など) |
ピンク系 | PANTONE 707C | 王道アイドルの「姫系カラー」 |
青系 | PANTONE 2935C | 爽やかイケメン系に人気 |
紫系 | PANTONE 2655C | ミステリアス担当向け |
緑系 | PANTONE 347C | 癒し系・ナチュラルタイプに |
オレンジ系 | PANTONE 1585C | 元気キャラ系にぴったり |
代替カラーコード(Web用)
PANTONE自体のカラーコードは非公開ですが、Web上では近似のRGB・HEX値がよく共有されています。
以下に例を示します。
RGBカラーコード | 近似HEXコード | 色見本 |
0,114,206 | #0072CE | ![]() |
188,169,224 | #BCA9E0 | ![]() |
255,106,19 | #FF6A13 | ![]() |
RGB(アールジービー)とは
RGBは「Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)」の頭文字を取ったもので、光の三原色を混ぜ合わせて色を表現する加法混色(Additive Color Model)のカラーモデルです。
これらの3色の光を組み合わせることで、幅広い色を再現します。
各色の強さは通常、0から255までの数値で表されます。
- テレビ、モニター、スマートフォン、デジタルカメラなど、光を発するデバイスで色を表現するために使われます。
- 各色が0の場合は黒(光がない状態)、各色が255の場合は白(すべての光が最大限に混ざった状態)になります。
- ウェブデザインでも、HEXコードの元となる考え方として利用されます。
RGBからPANTONEに変換する方法
カラーコード変換ツール「NCOLOR」の「RGB to PANTONE」にアクセスし、画面左上の「Tunning」エリアにRGBの値を入力すると、左側にPANTONEカラーの近似値が出力されます。

HEXからPANTONEに変換する方法
カラーコード変換ツール「HEX to Pantone Color Converter」にアクセスし、HEXの入力欄に値を入力すると、PANTONEカラーの近似値が出力されます。

制作業者への伝え方と注意点
制作業者に依頼する際は、以下を徹底しましょう。
- 「PANTONE 2935C希望」など具体的な番号を明記する
- 光沢やマットなど素材・仕上げの指定も添える
- 可能であれば試作品(色校正)を依頼して確認する
モニターで見る色と印刷後の実物は必ず差が出ます。
納得できる仕上がりにするには、妥協せずサンプル確認を行うことが重要です。
推しカラーグッズのアイデア集と成功事例
推しカラーグッズのアイデアや成功事例についてご紹介します。
個人グッズで人気のアイテム5選
ファンに人気の推しカラーグッズには以下のようなアイテムがあります。
- アクスタケース:キャラを保護しつつ推しカラーで彩る
- ネームキーホルダー:フォントと色で個性を演出
- トートバッグやサコッシュ:日常使いしながら推しをアピール
- ペンライト:ライブ会場での一体感を高める必需品
- ハンドメイドアクセサリー:世界に一つだけの愛情あふれる作品

これらのアイテムは、自分のこだわりを最大限に反映できる点で、ファンに大人気です。
SNSでバズった“推しカラー統一”事例

X(旧Twitter)やInstagramでは、「推しカラー統一バッグ」や「オタ部屋全体を推しカラーで統一」した投稿が話題になりました。
色に徹底的にこだわった結果、「統一感が美しい」と共感を呼び、SNS映えすることで拡散力も高まっています。
推しを表現する「色」という言語
色は言葉以上に推しへの想いを伝える力を持っています。
「この色を見ると〇〇を思い出す」という感覚はファン活動の本質そのものです。
だからこそ色指定には妥協せず、こだわることで「自分だけの理想のグッズ」が完成し、ファンとしての誇りにもつながります。
今後のファングッズと色指定の進化
最近では、スマホで色を測定できるデバイスや、PANTONEカラーをオンライン上で確認できるサービスも登場しています。
推し活はまさに「技術と感情の融合」と言っても過言ではありません。
今後は誰でも簡単に高精度な色指定ができる時代が訪れ、理想の推しカラーをグッズで忠実に再現することが当たり前になっていくでしょう。
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