人生100年時代向けの心構え

今年も残りわずかとなり、1年の時間が経つ速さは年々増していると感じています。
最近「人生100年時代」と謳えるコマーシャルが出るほど、流行りの言葉となっています。
戦後の日本は社会の安定と経済の発展で豊かな社会となり、加えて医療技術の発達と予防医学の普及などで世界から見れば有数の長寿国となっています。
これから生まれる子供たちは間違いなく100歳まで生きる確率が上がると思います。

私は、長生きが人生の目的ではなく「質の高い人生を創ること」を目指すべきだと思っています。「質の高い人生」とは何なのか。普段自分が心掛けて取り組んでいる事を紹介致します。

健康である事、重要なのは心身の健康

少食がポイントです。動物の試験でも得られた結果、「100歳以上の長寿には小食が多い」 ウソ・ホント? という記事は参考になります。
偶然ですが、私は3、4年前から1日2食の生活を続けています。もちろん仕事上の付き合いで、3食する日もあります。
また、週末はジムに通い汗を流すことで、適度な運動で体力を維持してリフレッシュをはかります。

生涯現役

社会、他人の役に立つスキルを身につけ、趣味・大好きなことを仕事に繋げて、生涯現役を志します。生涯現役とは今の仕事を今のようにやり続けることではなく、自分が大好きなことを好きな時間で好きなままやり続けることを指します。

時間を大切にする

時間を大切して人生の質を上げます。人生は一度限り、刻々去って行く時間は二度も戻りませんので、人生で一番大切なのは時間であると思います。

大会前日はスタミナ満点なキムチ鍋

自宅にある100年カレンダーです。毎日を大事にするよう自省しています。

人付き合い

志、考え方など話が合う友達、ビジネスパートナーを出来るだけたくさん創る事です。

学習

グローバル時代、グローバル人間になる必要がある為、数年前から英語の勉強を始めました。毎年1回以上今まで行ったことがない国に旅することを目標としています。新しい国、人文、地理環境に接することで、新しい閃きを得る可能性があります。

さいごに

人間は、誰でも三位一体(体・心・魂)で成り立っています。
本来なら三位一体ともに向上をすれば、誰でも素晴らしい人生になれるはずだと思いますが、往々、人々は体の生理的、物質的な欲求で追求するだけで日々の生活に追われ、一喜一憂の人生を送っていることが多いと感じています。
心の成長、更に魂の成長が無ければ、質の高い生き方は難しいと自覚しています。

私が尊敬している経営者の大先輩である稲盛和夫さんの本「生き方」の中にある下記の言葉に感銘を受けています。
「人間の生きる意味や人生の価値は心を高め、魂を錬磨することにある」
この言葉を自分の人生の指針として、これからの人生を邁進します。