春の訪れと花見の風景から始まる新年度23期
4月、桜が満開となり、日本各地が淡いピンクに染まるこの季節、皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は毎年この時期になると、自然と心が穏やかになり、過去を振り返りながら未来に思いをはせています。今年の花見は、4月最初の週末に家族で目黒川へ行きました。満開のピークを少し過ぎていたため、一部の桜は散り始めていましたが、その一瞬の美しさは、「今を生きる」という大切さを改めて感じさせてくれました。
会社にとっての4月は、「新しい23期の始まりの月」です。厳しい競争環境の中でも、世の中に少しでも役立つ存在であることを目指し、私たちは22年間継続してまいりました。経営者としての覚悟は変わらず、この春の風景とともに、改めて新たな挑戦に向けて歩み始めています。
新年度の始まりに感じる「変化」と「責任」
4月の新年度が始まった直後、アメリカのトランプ大統領による相互関税の発表が、世界に大きな衝撃を与えました。冷戦後に数十年間続いたグローバル化と自由貿易の流れは、アメリカの方針転換によって、大きな転機を迎えたといえるでしょう。一方で、近年AI(人工知能)技術の進化がビジネスのあり方そのものを変えつつあります。
こうした「変化」にどう向き合うかが、企業の存続と成長を大きく左右する時代になっています。私たちも例外ではありません。これまでの価値観やビジネスモデルを見直す必要性を強く感じています。その中で私が大切にしているのは、「変わらない軸」、すなわち「価値提供」を守りながら、同時に「柔軟に変化を受け入れる姿勢」を持つことです。そして何より、社員・お客様・取引企業に対する「価値提供」の責任を忘れずに。その責任を果たすことこそ、企業の存在価値を高める道だと確信しています。
新商品『リングライト』をリリースしました
今月、弊社では新商品『リングライト』をリリースしました。
この開発のきっかけは、お客様からの声でした。当社では、推し活グッズの一環として、コンサートグッズ商品を多く取り扱っています。その中でも、「光る指輪」という関連商品のご要望を多数いただいておりました。その声を真摯に受け止め、より一体感を感じられるライブグッズとして開発されたのが『リングライト』です。ライブやイベント会場で、手元から広がる光の演出が、参加者同士の気持ちを一つにし、より深い体験を生み出すと確信しています。
今後も私たちは、お客様のニーズに応える商品開発を、月1商品以上のペースで継続してまいります。現場で実際に使われるシーンを思い浮かべながら、「ソウゾウを超える感動」を届けていきたいと考えています。
社内チームの挑戦と成長ストーリー
今回の開発を通じて、改めて実感したのは「チームの力」です。若手メンバーの柔軟なアイデア、ベテランによる的確な判断、そしてそれらを支えるチャレンジ精神と好奇心。特に開発段階では、いくつもの失敗と試行錯誤を繰り返しながらも、最終的に完成させた『リングライト』には、社内からも拍手が送られました。
社員の情熱が形となり、それが人の心を動かす。この体験は、私にとっても大きな喜びであり、誇りでもあります。こうした挑戦の積み重ねこそが、人を育てる原動力、会社を成長させる力であると再認識しました。そして、私の経営者としての役割は、このような「挑戦の場」を継続的に提供していくことに他なりません。
新年度の取組
2025年度がいよいよスタートしました。これまで私たちは主にWEBを中心とした集客戦略を行ってまいりましたが、今年度は「SNSを活用した情報発信」に本格的に取り組みます。具体的には、以下のような情報を積極的に投稿していく予定です
- 自社商品の特徴
- 実際の利用シーンの紹介
- 新商品開発の裏側ストーリー
- オリジナル制作をご検討中の方に向けた入稿方法のヒント
SNSを通じて、より多くのお客様に“身近に、リアルに”当社のサービスや商品を知っていただくことを目指します。そして、オリジナルグッズ制作会社として「お求めやすく、頼りになる存在」となれるよう努力してまいります。私たちが目指すのは、単なるモノづくりではなく、“心が動く体験”を提供する企業であることです。
最後に、いつもご支援くださっているお客様、取引先の皆さま、そして、ともに働く仲間たちに心から感謝申し上げます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。