これから2D時代突入

新規事業の立ち上げで、社長ブログの更新をさぼりました。
言い訳なし。これから月1回の更新に励みます。

2021年は年末に入り、あっと言う間に本年も残りわずかとなりました。新型コロナウィルス感染症は、国内ワクチン接種率の増加に伴い、感染状況は沈静化し続けています。一方、海外にはオミクロン株という新たな変異株の出現で収まる気配がなく、withコロナは当面続くでしょう。

新型コロナウィルス感染症でもたらした世界規模のパンデミックは、社会仕組みの変化だけではなく、私たち人間生活の在り方・生き方そのものを考え直すきっかけとなりました。このような環境により、私はこれから「2D時代」に入ると実感しています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)時代

この言葉自体は、ネットで検索すれば詳しく解説があるので、ここでは説明しません。ほとんどの方々が、これは国レベル・企業レベルの話で、自分とあまり関係がないと思われがちです。

しかし、デジタル化による破壊的な変化をもたらす様々な社会現象こそ、私たち一人一人の生き方に重要な意味が潜んでいます(意味とは、チャンスとなる人と、危機となる人が分かれています)。巷で静かに進んでいるキャッシュレス決済、無人レジ、リモートワーク、クラウドサービス、そして、もう数年先に見えている無人運転、ドローン配達、家電のスマート化など、これらの普及は私たちが考えた以上のスピードで進んでいます。というのは、今まで人間が従事するたくさんの仕事は、自動化・無人化によって必要がなくなるからです。これまでの常識・通念が通用しなくなる時代に差し向かっている今、私たちの存在意義を再定義する時代となります。

DtoC(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)時代

DtoCとは、企業がサービスや製品を顧客に直接販売することです。近年、アメリカのネット新興企業が、あっというまに世界を席巻するのは、ほとんどが、このビジネスモデルを取り入れています。今後、弊社のような中小企業もこれを取り入れなければ、存続が難しい時代となります。

自分から変革

私は個人の生き方も会社経営も、上記2つの時代到来を見据え、自分から変革を遂げます。

先月、自宅近くにある公園で撮影した黄葉並木の写真です。同じ景色でも撮る角度で印象がまったく変わります。地面の落ち葉だけを見ると晩秋の寂しいイメージですが、青空を見れば素晴らしい大自然の恵みを感じ、穏やかな気持ちとなります。

  • 自分から変革
  • 自分から変革

人生も黄葉並木で見た景色と同じで、同じ境遇・環境でも心の受け止め方によって、思い・行動・歩みの方向が変わります。これからの2D時代に向け、変化を適応するだけではなく、変化を引き起こす側になれるように日々精進します。

2021年12月20日