お盆休みと久しぶりの軽井沢
今年のお盆休み、家族で軽井沢旅行へ出かけることにしました。実に20年ぶりの訪問です。前回軽井沢を訪れたのは、会社を創業して間もない頃。当時はまだ子どもたちも幼く、どこかぎこちないながらも「これから家族と会社をどう育てていこうか」と、将来への不安と期待が入り混じっていたのを覚えています。
それから20年、会社も軌道に乗り、子供たちもすっかり大人となり、今こうしてまた同じ場所に戻ってこられたことに、言葉では言い表せないほどの感慨を覚えました。
軽井沢で感じた自然の魅力
軽井沢の風景と空気
東京では連日猛暑日が続き、体力も気力も削られるような日々でしたが、軽井沢についた瞬間、空気の違いを肌で感じました。涼しい風、深い緑、そしてどこまでも澄んだ空。これぞ避暑地という快適さです。
特に印象的だったのは、白糸の滝と雲場池(うんばいけ)。
白糸の滝は細く連なる水の流れがまるで白い糸のようで、目にも耳にも心地よく、日頃の疲れを静かに洗い流してくれるようでした。
雲場池は、その鏡のような水面に周囲の木々や空が映り込み、まるで絵画の中を歩いているような感覚に包まれます。
自然とのふれあいがもたらすリフレッシュ効果
都市部での生活や仕事では、どうしても人工的な環境に囲まれてしまいますが、軽井沢の自然は「人間も自然の一部である」ことを改めて思い出させてくれました。自然とふれあう時間は、ただ休むだけではなく、「本来の自分」を取り戻すような感覚があります。これは経営にも通じるもので、余裕のない日々では見落としてしまう小さなひらめきなど、自然の中では自然と気づくようになります。
家族旅行が気づかせてくれたこと
子どもたちの笑顔に学ぶ「今」の大切さ
今回の旅では、すっかり大人びた子どもたちと、あらためて深い会話を交わすことができました。幼い頃の記憶を懐かしむと同時に、今この瞬間を大切にしなければならないという思いが強まりました。
「今ここにいる」ことの尊さ。
それは経営者としても、親としても、見落としてはいけない本質です。
家族との時間が経営視点に与える影響
家族との時間は、ただの休息ではなく、私にとっての自己メンテナンスであり、視点のリセットの機会でもあります。普段なら気にも留めない家族の一言が、ふと新たな気づきを与えてくれることもありました。自分にとって、「オフ」は決して無駄な時間ではなく、むしろ次の一手を考えるための準備期間なのだとあらためて実感しました。
自然の中で生まれた新商品のヒント
木々や風景から得たデザインの発想
白糸の滝の流れを見ていると、ふと新しい商品のビジュアルイメージが浮かびました。
「流れるようなデザイン」
「清涼感と連続性」
自然の造形には、言葉にできない美しさと機能性が共存しており、それがプロダクトデザインやブランドストーリーのヒントになります。
「癒し」や「やすらぎ」をテーマにした商品構想
今回の旅では、「癒し」や「やすらぎ」を軸にした新商品コンセプトがいくつも頭に浮かびました。白糸の滝のように、静かに、しかし絶え間なく流れ続ける存在。それは、企業としての在り方にも重なります。滝のごとく沸き起こるアイディアを、これから社内で練り上げ、かたちにしていくのが楽しみです。
自然と家族、そして未来へ
今回の軽井沢旅行は、ただの夏の思い出ではなく、家族の絆を再確認し、自然の力を借りて未来へのヒントを得る貴重な時間となりました。20年という歳月はあっという間のようで、その中には無数の試行錯誤と挑戦がありました。だからこそ、あの頃の記憶と今を重ね合わせるこの旅は、自分自身にとって「原点回帰」であり、「次なる一歩」への静かな決意をもたらすものでした。
自然は偉大です。そして、家族の存在もまた、かけがえのない力です。これを糧に、これからも「人に喜ばれる商品」と「人の心に届くサービス」を生み出していきたいと思います。