2年半ぶりの伊勢志摩旅行記

5月のゴールデンウィークを利用し、2年半ぶりの旅行に行きました。

行き先は伊勢志摩です。日本最古の神社伊勢神宮の所在地であるため、国内観光地として有名でしたが、2016年G7サミットの開催地として、さらに海外でも名声を上げました。コロナウィルス感染症の状況は、ようやく落ち着きつつあり、国内移動が緩和されたため、久しぶりに家族で旅したいと話し合った結果、以前から行きたかった伊勢志摩に決まりました。

5月7日からの2泊3日のスケジュールで、東京から伊勢市までは新幹線と近鉄線を利用し、伊勢市からはレンタカーを借りて現地の観光スポットを巡りました。ゴールデンウィークの後半だったので、電車や宿泊先のホテルとも観光客が少なく、ゆったりとした旅を味わうことができました。

伊勢神宮(外宮)

初日は伊勢神宮外宮を訪ねました。7世紀に建てられた日本最古の神社で、古代から皇室の祭典が行われていました。参道に沿って神域に入ると、砂利道の足音、小鳥の鳴き声、一面緑の樹木、青空が自然豊かで、神聖な空間に入ったように感じました。

宿泊ホテル(浜島町)

ホテルは美しい夕陽を眺める海辺に立地し、部屋に付く露天風呂からも波の音が聞こえ、とても癒されました。また、伊勢志摩3大食材である、伊勢エビ、鮑、松坂牛をコンプリートした豪華な夕食で至福の時を過ごしました。

伊勢神宮(内宮)

2日目の午前中に伊勢神宮内宮を参拝したあと、「おかげ横丁」を散策しながら、太鼓演奏と地元の名物グルメを満喫しました。

朝熊山頂上の大パノラマ

午後、伊勢志摩スカイラインを通って展望台に登りました。良い天気に恵まれ、伊勢湾を一面した大パノラマの景色を堪能しました。

志摩地中海村

最終日の午前中、東京に戻る前に「志摩地中海村」に寄りました。連休明けの日で観光客が少なく閑散とした園内ですが、落ち着いた雰囲気の中、ゆっくり回れました

レンタカーを返却した時、雨が降り始めました。全ての旅のスケジュールを終えたこの時の雨は、旅の幕引きのような絶妙なタイミングでした。レンタカーショップの店員さんによると、今回のゴールデンウィークは、コロナウィルス感染症が広まる以前ぶりの繁盛らしく、嬉しい悲鳴だと安堵な微笑みを見せてくださいました。

3日間の旅はあっという間に終わりました。静かで厳粛な神社、豊かな自然、海の幸など、久しぶりの非日常な触れ合いは、これからも私の良い思い出となります。