私の読書法

最近、なかなか時間がとれませんが、月に1~2冊の本を読むことが目標です。

今、読んでいる本

2冊の本を紹介します。

  • 2040年の未来予測
    2040年の未来予測
  • 世界インフレ時代の経済指標
    世界インフレ時代の経済指標

2040年の未来予測

「2040年の未来予測」は、元日本マイクロソフト社長の成毛 眞さん(@makoto_naruke)が書いた本です。

本書の冒頭では、これまでの10年はスマホの登場で大きく変わったことが紹介されています。そして、これまでの10年よりもこれからの10年の方が世界は大きく、早く変わるとされています。

あらゆるデータから導き出される2040年の未来予想図も書かれており、読み進めるうちに暗い気持ちになる人もいるかもしれません。しかし、本書の目的は「未来のリスクを把握して、適切な対策をする」ことです。

これから起こるであろう変革を察知して、未来を明るくするか暗くするかは自分次第であることを突き付けられる1冊です。

世界インフレ時代の経済指標

2冊目の「世界インフレ時代の経済指標」は、エコノミスト/グローバルストラテジスト/複眼経済塾塾頭のエミンユルマズさん(@yurumazu)が書いた本です。一言でいうと「お金の本」で、これから訪れるインフレにどう対応するかを学べます。

特に日本人に向けて、過去30年つづいたデフレ経済によってデフレ脳になっている、と指摘します。本格化するインフレを乗り切るためには「経済指標」が重要なポイントです。

最近になって「お金の勉強」という言葉をよく聞くようになりました。お金の勉強は常にしていますが、刻一刻と変わる状況を乗り切るにはアップデートが必要です。

YouTubeから読むべき本のヒントを得る

私は本を読むのが遅いので、最近YouTubeで知識をインプットするようにしています。実は「2040年の未来予測」は中田敦彦さんのYouTubeチャンネルで紹介されていた本です。

YouTubeの中で紹介された本を読むこともありますし、YouTuberさんが出した本を読むこともあります。キャッチアップする情報や見る媒体など、自分がやりやすいものから始めるのがおすすめです。

おすすめの本は「チーズはどこへ消えた?」

以前、新入社員にプレゼントしたのは、医学博士で心理学者であるスペンサー・ジョンソンさんの著作「チーズはどこへ消えた」でした。1998年にアメリカで原作が発売されて以来、全世界で累計2,800万部発行されている世界的ベストセラーです。

迷路のなかに住む2匹のネズミと2人の小人によって、物語がすすみます。IBMやappleなど、世界のトップ企業が研修テキストに採用したことから、知っている人も多いのではないでしょうか。

この本では、チーズをわれわれが人生において求めるものに見たてています。微笑ましい設定から学べるのは「現状に満足せず、変化を恐れぬことの大切さ」です。

まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてください。