7月末を持って、中国向けの輸出物流事業は一旦終了となりました。理由として中国側のパートナーから突然一方的な契約中止によるものです。
平成28年5月から始まった中国向けの同事業は、近年中国の皆さんの日本製品に対する需要が年々高まっている事で、業績が順調に伸びています。元々中国側パートナーは中国国内の集客とアフターサービス、J&Cは日本側の倉庫機能管理・日常運営など、それぞれが持っているリソース、得意分野を生かせるように棲み分けをしましたが、事業の伸びがあまりにも順調過ぎた為、中国側のパートナーは自分達が単独でも出来ると思われたことで、日本で法人を設立し、J&Cとの協業を打ち切る運びとなりました。非常に残念ですが、J&Cは同事業から一旦撤退することになります。
物流輸出事業は単独部門で運営している為、事業の撤退はJ&C従来の事業に対する影響は全くありません。やはり物事の勝敗は天の時、地の利、人の和と比喩されるように、本件は人の和において、欠けていたと実感しました。しかし、日本の商品を海外に輸出する事業自体は、J&Cの中長期事業計画として、継続的に模索し、あらゆる可能性を試みし続けます。