1月から始まった新型コロナ感染症は半年が経ちましたが、収まる気配はありません。全世界感染者数1500万人、死亡者数60万人を超えています。400万人を超える世界最大感染者数のアメリカは、再び感染者数が増加に転じ、南半球・アフリカ地域などの感染者数も急増しています。
コロナ感染症による世界経済に与える影響は、まだまだこれからです。一方、世界2大経済国であるアメリカ・中国は、緊張感が高まっています。アメリカは7月21日に中国に対し、米国ヒューストンにある中国総領事館を閉鎖する命令を通告したことに対し、中国側は対抗措置として、7月24日にアメリカに対し、中国の成都市にあるアメリカ総領事館を閉鎖する命令を通告しました。2018年後半から始まった米中貿易摩擦の応酬は、とうとう外交レベルまでエスカレートしています。これから米中両国間の行方は極めて不透明で憂慮すべきです。
これからの見通しについて、下記Youtube動画をご覧ください。
コロナ感染症拡大と米中貿易摩擦の拡大で、これからの世界経済にとって、困難を見極める局面となります。当然ながら、日本経済にとってもマイナス要素は甚大で、国内景気は大きな下振れのリスクが増大しています。
2020年に休廃業や解散に追い込まれる企業は全国で5万件を超える可能性が高まってきた。経営者の高齢化や後継者難に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化が追い打ちとなっているため。十数万人の雇用が失われる恐れがあり、地域経済への打撃は甚大。自治体や金融機関も含めた対策が急務になりそうだ。東京商工リサーチによると、同社が現行の集計を始めた13年以降で5万件を上回れば初めてとなる。19年は4万3348件だったが、今年は大幅に増えるとみている。休廃業・解散とは別に倒産件数も20年に7年ぶりに1万件に達するとの見方がある。
出典:共同通信
しかし、喘ぐだけで状況が良くなることは決してありません。今の環境のなかに、自分は何が出来るのかを考え、そして行動することで、自分自身に取り巻く環境を変えましょう!今までの常識は通用しなくなり、新しい日常に向かう為、受け身ではなく、まず自分自身で周りの誰よりも早く新しい日常を作り出すことが、生き残れる条件だと思います。
近年の異常気象で、日本そして世界各地で自然災害が多発しています。今まで際限なく経済成長(富)の追求をしたことが、この地球に大きな負担をもたらし、病ませた原因であるかもしれません・・・。
コロナ感染症で世界各国によるロックダウン、今日まで続いている国境封鎖は、これ以上耐えきれない地球が、何か大きな力で私たちに与えた強制リセット、エンストのサイン・警告である可能性があります。そうであれば、今までのやり方・価値観・生き方を反省し、新しい生き方を探る必要があります。