創業19周年の心緒


2003年9月10日に創業して、本日で創立19周年を迎えることとなりました。

統計上、新しい会社が10年後に生存する確率は数パーセントと言われていますが、19年間継続ができたのは、これまでご縁のあった方々、スタッフのおかげと、私のささやかな努力・信念だと思いました。

この節目の時に、19年間で良かったと実感できたこと、反省すべきことを、今後の戒めとして3つずつ挙げました。

良かったと実感できたこと

①ご縁があった方々に些少でもお役にたてた
私は地方から上京し、ゼロからスタートしましたが、幸いこの19年間に少しずつ私の思いを具現化し、ご縁がある方々に大きなご迷惑をかけずに、お役に立てたことです。中には一期一会の方がいれば、今でもお付き合いしている方もいます。

②社会的な信用を築けた
社会的な信用は、外国人の場合、ハンディキャップを負うことが多くなります。しかし、ご縁がある方々にプラスとなるような存在となり、鈕と付き合って良かったという信念を持って、積み重ねた結果、少しずつ社会的な信用を築きました。

③日本で事業を起こした
当初は中国に戻って事業を起こす選択肢もありました。しかし、これまでお世話になったこの国、日本人の皆さん、日本で身に付いた知識・経験を生かし、何かお役に立ちたいと思い、日本で事業を起こしました。まだまだ小さな事業ですが、今の事業を通し、お客様からお礼の言葉、温かいご鞭撻をいただくたびに、今までの苦労が報われた気持ちでいっぱいになります。

反省すべきこと

①売上至上主義の時期
一時期、会社を大きくしたい、規模を大きくしたいというエゴイズムで、売上ばかりを求め、ビジネスの本質を見失った時期がありました。

②人物を見る目が甘かった
私の器の問題で、うまい話に引っかかり、何回もお金や時間を無駄にした経験があります。

③通販事業の立ち上げが遅かった
創業以来、BtoBというビジネスモデルをやり遂げてビジネス自体は順調に伸びましたが、通販事業へのリソースの投入が遅かったことです。

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今後の私の戒めとして、良かったことを伸ばし、反省すべきことを改善・努力します。コロナ禍により、世の中は大きく変わり、もうもとには戻りません。これからの時代に沿うような思考・行動を実行しながら、新しいビジネスモデルを構築します。

次回は今後の新しい取り組みについて、もう少し詳しく紹介します。